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「久しぶりに親に会ったら介護が必要かもしれないので相談したい…」
「親の介護はどこに相談したらいいの?」
と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
介護を相談する場所は、市役所やかかりつけ医、地域包括支援センターなどさまざまです。
この記事では、親の介護を無料で相談できる場所について解説します。
また、気軽に相談できる場所や、相談前に準備しておきたいこともお伝えします。
介護についてどこに相談したらよいか悩んでいる方は、参考にしてください。
親の介護について相談できる場所は、以下のとおりです。無料で利用できるため、まずは相談してみましょう。
ひとつずつ解説します。
ケアマネジャーは、ご家族に要介護認定が判定されている場合に、担当者が決まっています。
担当ケアマネジャーに「介護について悩んでいる」と相談すると、サポートを受けられるでしょう。
しかし、ケアマネジャーによって知識量や対応スピードに差があるため、必ずしもスムーズに進むとは限りません。
ケアマネジャーに相談しても進展がない場合や、担当ケアマネジャーがいない方は、後述する場所に相談しましょう。
親の介護について相談したいときは、かかりつけ医や医療機関に相談してみましょう。
自宅で介護できないときは医療機関に相談すると、介護する方の負担軽減のために、短期間の入院を検討してもらえるかもしれません。
また、要介護状態であっても、要介護認定の申請をしていない場合は、申請のために主治医の意見書が必須です。
高齢者には、病状を理解しているかかりつけ医がいることが理想です。
病気がなく、かかりつけ医がいない方は、最寄りの医療機関に相談してみましょう。
どこに相談したらよいかわからない方は、まずは市区町村の保険福祉課・介護保健課を尋ねましょう。
保健福祉課・介護保険課に相談すると、あなたの悩みに対して解決策を提案してもらえます。
他にも、要介護状態の方に必要な要介護認定の申請方法、介護サービスの利用についても教えてもらえます。
ンター
地域包括支援センターは、全国に5,431ヵ所あり、高齢者の生活に関する相談に対応しています。
相談者は誰でも利用可能で、対象となる方が要介護認定を受けていなくても構いません。
対応する職員は、保健師や社会福祉士、ケアマネジャーの有資格者で制度について知見があります。
注意点として、地域包括支援センターに相談する場合は、親の居住している地域を担当している場所に行きましょう。
もし、担当地域以外の地域包括支援センターに行っても「担当地域にある場所に行ってください」と案内されて、相談できない可能性が高いからです。
居住地域を担当している地域包括支援センターを調べるときは、厚生労働省のホームページもしくは「お住まいの地域+地域包括支援センター」で検索しましょう。
営業時間は、平日8:45~17:15となっているところがほとんどです。
また、地域包括支援センターは電話でも相談可能なため、遠方であっても利用できます。
参考記事:地域包括ケアシステム (厚生労働省)
老人ホーム紹介サービスは、親の介護について悩んでいることを相談できます。
介護が必要な状態と感じている場合は、無料で老人ホームの紹介サポートを受けることも可能です。
あんしるでは、北海道内の老人ホーム紹介や介護に関する相談を受け付けています。
対応するスタッフは介護に関する有資格者のため、あなたの悩みを解決できるかもしれません。
無料で利用できるため、ご家族の介護について悩みがある方はご相談ください。
親の介護について気軽に相談できる場所には、下記があります。
それぞれ見ていきましょう。
介護の相談ができる電話相談サービスには、認知症コールセンターや各市町村の包括支援センターがあります。
「対面で相談するのは気が引ける」「まだ急いで相談する段階ではないけれど悩みがある」など、ちょっとした悩みでも利用しやすいメリットがあります。
地域によっては、24時間365日相談できる「いつでも安心電話」サービスを実施している自治体もあるのです。
気軽に相談したい方は、電話相談を利用してみましょう。
参考記事:高齢者いつでも安心電話 (茅ヶ崎市)
24時間・365日「高齢者いつでも安心電話相談」にご相談ください (伊勢原市)
介護経験のある友人がいると、親の介護を気兼ねなく相談できます。
しかし、家庭によって介護の有無や状況は異なるため、なかなか切り出しづらいと感じるのではないでしょうか。
友人も同じ思いをしている可能性が高いため「親の介護をしている」と、自分から開示していく姿勢も必要です。
お互いの家庭状況がわかれば、より相談しやすい関係性になるでしょう。
気軽に相談できる関係になれば、日々の介護で感じる不満や悩みを共有し、助け合えます。 日々の不満や悩みを相談できる方がいると、介護によるストレスの軽減にも期待できるでしょう。
親の介護を相談するときに準備しておきたいことは、以下のとおりです。
それぞれ解説します。
親の介護を相談するときは、介護状況について説明できるように準備しましょう。
主な介護状況には下記があります。
介護状況は一人ひとり異なるため、上記を事前にリストアップしておくと、相談される方もスムーズに対応できます。
詳細な状況を把握できると、ご家族に合った資源やサービスを提案してもらえるのです。
できる限り普段の介護状況をまとめておきましょう。
自宅での介護が困難な場合や、介護サービスの利用を考えている場合は、月にかけられる費用を調べておきましょう。
サービスを利用するには、費用がかかるからです。たとえば、月に10万円や20万円など、家族の資産状況によってかけられる料金は変わります。
介護にどれくらいの費用がかけられるのか確認しておくと、介護サービスを利用する場合に、調整がスムーズに行えるでしょう。
お金がなくても利用できるサービスもあるので、安心してください。詳しくは下記の記事で解説しているため、参考にしてください。
あなたが親の介護を行う状況で、困っていることをまとめておきましょう。
たとえば「日中に親が一人になる時間があり火の不始末が不安」「転倒しないか不安」「認知症があり夜に一人で出かけて帰宅できない」などです。
親の介護で悩んでいることがわかれば、相談相手から、必要な手続きや利用できるサービスを提案してもらえるでしょう。
要介護認定の有無や申請状況について、確認しておきましょう。
要介護認定を申請しているのか、申請していないのかで、相談された方の対応が変わってきます。
要介護認定があれば、限度額の範囲内で利用できるサービスの調整が可能です。
もし、要介護認定の申請をしていない状況であっても、冒頭で解説した場所に相談して問題ありません。
まずは、介護に悩んでいることを相談して、サポートを受けましょう。
今回は、親の介護をどこに相談するのかを解説しました。
紹介した場所は無料で相談できるため、介護について悩んでいる方も気軽に利用できます。
悩みがある状態で介護を続けると、不安が溜まり、ストレスとなってしまうかもしれません。
早期から相談しておくことで、必要な介護量が多くなったときも適切に対応できます。
あんしるは、介護の相談や北海道内の老人ホームを無料で紹介しています。介護に関する悩み相談のみでの利用も可能なため、お気軽にお問い合わせください。