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「親の病院に付き添っているけど疲れる、行きたくない…」
「病院付き添いを代わってもらう方法があれば知りたい…」
と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
親の病院付き添いが疲れる理由は、待ち時間の長さ、仕事の調整が必要などさまざまです。
この記事では、病院付き添いが疲れる原因、同行が必要な理由を解説します。また、病院付き添いを代わってもらう方法についてもお伝えします。
病院付き添いが疲れると感じている方は、参考にしてください。
親の病院付き添いが疲れる理由には、下記があります。
ひとつずつ解説します。
病院の診察は、待ち時間が長くなりやすいです。
予約しても、診察時間前に採血を行うために、早くから病院に行ったり、時間通りに診察してもらえなかったりするからです。
また、複数の疾患を診察してもらう方は、受診する診療科が多くなるため、時間がかかります。
厚生労働省によると、診察までの待ち時間は15分未満が約3割と報告されています。
しかし、診察の待ち時間が1時間以上かかっているケースも約2割あるのです。
診察までの待ち時間 | 割合 |
15分未満 | 27.9% |
15分~30分未満 | 25.8% |
30分~1時間未満 | 20.9% |
1時間以上 | 21.9% |
無回答 | 3.5% |
医師の診察はいつ呼ばれるかわかりません。
付き添いの方は、診察を待っている間、親のそばを離れられないため、疲れを感じやすいでしょう。
参考記事:令和2年(2020)年受療行動調査(概数)の概況 (厚生労働省)
親の病院に付き添う方は現役世代の方が多く、仕事を調整する必要があります。
受診の間隔が3ヵ月に1回などであれば、負担に感じにくいでしょう。
しかし、1ヵ月間隔のように短期間で通院が必要な場合は、その都度仕事を休む必要があります。
仕事を休むためには、同僚や上司に相談しなければいけません。
受診するたびに相談するのは、精神的な負担となるでしょう。 また、仕事を休む回数が増えると、キャリアに影響を及ぼしたり、周囲に悪印象を与えてしまったりする可能性もあります。
家族が遠方に住んでいる場合は、病院に付き添うたびに交通費がかかります。
付き添い回数が多くなると、交通費が家計を圧迫してしまうかもしれません。
交通費や自分の時間をかけて病院付き添いをしていると、行きたくないと感じたり、ストレスが溜まったりするかもしれません。
親の病院付き添いが必要な理由は、下記のとおりです。
それぞれ見ていきましょう。
高齢になると、筋力が低下したり、車の運転ができなくなったりするため、一人で通院できません。
通院が必要な状況であっても、一人で病院に行けない方は、付き添いが必要でしょう。
介護サービスを利用している方は、自宅から通院先までの移動はサポートを受けられます。
しかし、病院内の移動や病状説明の同席は、介護サービスで対応してもらえません。
介護サービスのみを利用しており、一人で通院できない方は、家族の付き添いが必要となるのです。
高齢になると理解力が低下するため、薬を正しく服用できない可能性があります。
理解力が低下していなくても、新しい薬の服用方法を覚えるまでに時間がかかってしまうこともあるでしょう。
また、病院や薬局で説明されたときに「働いている方が忙しいから」と気を遣って、正しく理解できていなくても、わかりましたと返答する方もいます。
薬を正しく服用できないと、体調が悪化するリスクがあります。家族が服薬方法や効果を理解しておくために、病院の付き添いが必要です。
親が高齢になって病院を受診すると、医師の説明を理解できていないケースがあります。
一人で病状説明を理解できないと、家族であるあなたも現状がわからず困ってしまいます。
現状がわからなければ、体調悪化により治療の決断を迫られた際に、心の準備ができておらず、すぐに対応できないかもしれません。
認知機能や理解力が低下している家族が受診する場合は、病状を正しく理解するために、病院付き添いが必要でしょう。
親の病院付き添いを代わってもらう方法には、下記があります。
それぞれ解説します。
病院付き添いを代わりに行ってもらう方法には、介護保険サービスと自費サービスの併用があります。
先ほども解説したように、介護保険サービスで施設などから病院の送り迎えは対応してもらえます。
しかし、病院内の付き添いはサポートを受けられません。
自費サービスを利用すると、病院内の付き添いや病状説明を代わりに聞いてもらえます。
介護保険サービスと自費サービスを併用すると、病院付き添いをしなくても良くなるのです。
病院付き添いがなければ、あなたの時間を有効に活用できたり、仕事を休まずに済んだりするでしょう。
費用はかかりますが、病院付き添いが負担に感じている場合は、自費サービスの利用を検討しましょう。
親の病院付き添いが疲れると感じている場合は、家族で担当を決めることも一つの手段です。
病院付き添いを当番制にすると、一人あたりの負担を軽減できるでしょう。
また、親の体調を複数の家族が把握しておくことで、病気が悪化したときも協力してサポートできます。
他にも家族がいる方が、一人で病院付き添いを続けている場合は、一度相談してみましょう。
病院の付き添いに疲れたり、ストレスを感じたりする方は、生活支援サービスの利用を検討してみましょう。
生活支援サービスは、受診の付き添いや買い物代行、入退院の立ち会いなど日々の生活をサポートしてもらえます。
1回ごとに費用はかかりますが、遠方から受診に付き添っている場合は、同程度の料金で利用できるかもしれません。
病院の付き添いを生活支援サービスで事前に予約しておけば、仕事の調整が必要なかったり、疲れを感じたりすることがありません。
当社が提供している「あんしるLIFE」の生活支援サービスは、提携している施設に入居する方が主な対象です。
受診の付き添い以外にも、日常の買い物、金銭の管理など生活支援をサポートしています。
また、病院やケガなど必要時には24時間365日対応しているため、何かあったときも安心です。
提携している施設に入居していない方も生活支援サービスを利用可能ですが「身元保証サービスの契約」が必要になります。詳細はお問い合わせください。
今回は、親の病院付き添いが疲れる・行きたくないと感じる原因について解説しました。
病院付き添いは、待ち時間がかかったり、あなたの時間を有効活用できなかったりするため、疲れやストレスを感じてしまいます。
病院付き添いを負担に感じている場合は、家族に相談、もしくはサービスの利用を検討する時期かもしれません。
あんしるでは、当社と提携している札幌市とその近郊の老人ホームに入居している方を対象に、生活支援サポートを行っています。
あなたのご家族が入居している老人ホームで、あんしるの病院付き添いサービスが利用できるかもしれません。
ご家族が「自宅での生活は難しくなってきた」と感じている方は、無料で北海道内の老人ホーム紹介も可能です。お気軽にご相談ください。