タバコが吸える老人ホームはある?施設を探す方法や入居時の注意点も解説

「親のために施設を探しているけど、施設内や居室でタバコを吸える老人ホームがあるのか知りたい」と疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。

特養やケアハウスなどで喫煙専用の設備が整っていれば、施設内でタバコが吸えます。タバコが吸える施設かは、健康増進法により定められています。

健康増進法で第1種施設に指定されている「介護老人保健施設」や「介護医療院」では、喫煙が認められていません。

この記事では、タバコが吸える施設について解説します。また、施設の探し方や入居時の注意点についてもお伝えします。

参考記事:健康増進法の一部を改正する法律(平成30年法律第78号) 概要(厚生労働省)

タバコが吸える老人ホーム

タバコが吸える老人ホームは、以下のとおりです。

  • 特別養護老人ホーム
  • ケアハウス
  • 有料老人ホーム
  • グループホーム
  • サービス付き高齢者向け住宅

上記の施設で、喫煙専用の部屋や加熱式タバコ専用喫煙室があれば、タバコを吸うことが許可されています。

ひとつずつ施設の特徴について解説します。

特別養護老人ホーム

特別養護老人ホームは、要介護3以上の方が入居できる老人ホームです。

要介護3以上の方は日常的に介護が必要な方が多く、脳梗塞や肺の疾患を抱えている方も少なくありません。

受動喫煙により体調が悪化する可能性が高い方も過ごしているため、喫煙可能な施設は少なくなっています。

ケアハウス

ケアハウスは、60歳以上で日々の生活に不安のある方や、介護が必要な状況で家族からの援助を受けられない方が入居できる施設です。

ケアハウスは、毎月の費用が安く済むため順番待ちとなる施設が多く、タバコが吸えることのみが目的であれば、他の施設を選択したほうが早く入居できるでしょう。

毎月の費用を安く済ませたいと考えている方には、ケアハウスがおすすめです。

有料老人ホーム

有料老人ホームは、住宅型や健康型・介護付きの3種類があります。

住宅型や介護付き有料老人ホームは、喫煙できる設備が整っている施設もあります。

住宅型有料老人ホームは、ひとりで生活できる方も入居しており共有スペースで過ごす方もいるでしょう。

共有スペースで過ごす方は、タバコの臭いを嫌う方もいるかもしれません。

喫煙者がいる施設であれば問題ないかもしれませんが、喫煙者がいない場合は、トラブルになったり、肩身が狭い思いをしたりするかもしれません。

有料老人ホームに入居するときは、喫煙者がいるのか聞いておきましょう。

グループホーム

グループホームは、要支援2もしくは要介護1以上の認知症の方が、共同で生活している施設です。

認知症かつタバコを吸う習慣のある方は、入居ができます。

しかし、認知症のある方は、タバコを吸ったことを忘れてしまったり、喫煙できないために不安やストレスを感じたりするため、タバコが認められている施設の割合は少なくなっています。

サービス付き高齢者向け住宅

サービス付き高齢者向け住宅は、毎日の安否確認、日常における買い物や医療機関への受診を付き添ってもらえる老人ホームです。

サ高住は、自由に出入りができるため自分でタバコを買えます。しかし、施設内のみ喫煙が許可されているサ高住がほとんどです。

自由にタバコを購入できても、ルールを守らなければトラブルになるため、注意しましょう。

サ高住について詳しく知りたい方は、下記の記事も合わせて読んでみてください。

タバコが吸える老人ホームを探す方法

喫煙できる老人ホームを探す主な方法は、2つです。

  • 自分で探す
  • 施設紹介サービスを利用する

それぞれ見ていきましょう。

自分で探す

施設を自分で探す場合は、老人ホームを一括検索できるサイトや地図から見つけます。

しかし、喫煙できる施設として表示されても、情報が古く現在は禁煙になっていたり、空き状況がわからなかったりします。

また、施設の見学に行くまで、雰囲気や老人ホームの特徴がわからず、時間がかかるデメリットがあります。

自分で探すメリットは、設備や立地など納得できる施設が見つかるまで探せる点です。

施設紹介サービスを利用する

施設紹介サービスを利用すると、希望条件に合う老人ホームを見つけてもらえます。

タバコを吸える施設は少ないため、紹介サービスを利用すると効率的に老人ホームを探せるでしょう。施設の見学日程調整などは、スタッフに任せられる点もメリットです。

デメリットとして、地域に特化していないサービスでは紹介してもらえる施設が限られる点です。

あんしるは、北海道に特化している施設紹介サービスです。札幌を中心に北海道内の約1700施設を紹介できます。

喫煙できる老人ホームを探している方は、お気軽にお問い合わせください。

タバコが吸える老人ホームを探すときの注意点

喫煙できる老人ホームを探すときの注意点は、以下のとおりです。

  • すぐに入居できるとは限らない
  • 喫煙によるリスクを理解しておく
  • 喫煙できる場所やルールが決まっている
  • 医師から禁煙の指示を受けている場合は認められない

ひとつずつ解説します。

すぐに入居できるとは限らない

タバコが吸える老人ホームを希望する場合は、すぐに入居できるとは限りません。

厚生労働省が2023年に調査した結果によると、今回紹介している施設では、屋内全面禁煙が87.8%、喫煙専用室を設置しているのは6.1%と報告されています。

令和3年と比較すると、禁煙の施設は4%増加しており、喫煙できる施設は少なくなっています。

健康増進法は2020年に改正され、施工後5年で見直しが検討されています。今後も禁煙の施設は増加する可能性が高く、入居待ちになるケースは多くなるといえるでしょう。

参考記事:令和4年度「喫煙環境に関する実態調査」の調査結果(概要)を公表します(厚生労働省)

進んでいる世界の受動喫煙対策(厚生労働省健康づくりサポートネット)

喫煙によるリスクを理解しておく

喫煙は、血管や肺などさまざまな臓器に影響を及ぼします。

長期的な喫煙では、血流が悪くなり動脈硬化のリスクを高めたり、肺の機能が低下し、息をうまく吐けない慢性閉塞性肺疾患を発症したりします。

他にも、がんの発症率や糖尿病の発症リスクが高まるなど、日々の生活に影響を与えます。

喫煙が日々の楽しみとなっている方もいるため、一概に禁煙をするべきとはいえません。

しかし、老人ホームに入居後も喫煙すると、心筋梗塞など命に影響がある病気を起こす可能性があることを理解しておきましょう。

参考記事:喫煙者本人の健康影響(厚生労働省健康づくりサポートネット)

喫煙できる場所やルールが決まっている

施設に入居しても、喫煙できる場所やルールは決まっています。喫煙できる場所は、設備が整っている部屋や屋外です。

居室内では、火災のリスクが高くなるため喫煙が認められていません。また、喫煙時間も日中のみの施設が多くなっています。

老人ホームに入居したら、喫煙場所やルールを守りましょう。

医師から禁煙の指示を受けている場合は認められない

心臓や肺の疾患があり医師から禁煙を指示されている場合は、喫煙が認められません。

医師から指示を受けているにも関わらず喫煙した場合は、強制的に退去を命じられてしまいます。

強制退去になると、入居者だけでなく家族にも迷惑がかかります。入居する方の家族は、強制退去とならないよう、タバコを持たないようにチェックすることも大切です。

タバコが吸える老人ホームはある!施設紹介サービスを利用しよう

今回は、タバコが吸える老人ホームについて解説しました。

喫煙が可能な老人ホームは年々減少しており、現在は6.1%です。しかし、タバコを吸える老人ホームはあるため、施設での喫煙を諦める必要はありません。

あんしるでは、北海道内のタバコが吸える老人ホームも探すお手伝いを致します。

相談から入居まで無料でサポートするので、施設を探している方はお気軽にお問い合わせください。