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「夜に徘徊が始まり周囲に迷惑をかけてしまうかもしれない…」「夜も目を離せないから眠れなくてつらい…」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
認知症の方は症状が進行すると、夜間に徘徊する方もいます。
徘徊の対策には、生活リズムをつけたり、かかりつけ医に相談したりするなどの方法があります。
この記事では、認知症で夜間に徘徊するときの対策、やってはいけないことを解説します。
対策を実践してみると、徘徊の頻度が少なくなるかもしれません。
夜に一人歩きが始まり困っている方は読んでみてください。
認知症で夜間に徘徊するときの対策は、下記があります。
この章で対策を解説するため、取り入れられそうなものがあれば実践してみてください。
すべて取り組む必要はなく、ご家族に合う方法を試してみましょう。
認知症で夜間徘徊があるときは生活リズムをつけると、夜に眠れるようになり、頻度が少なくなるかもしれません。
認知症になると他者と関わる機会が減り、刺激が少なくなります。
刺激が少ないと日中に眠ってしまい、夜に起きる昼夜逆転の生活になってしまうのです。
生活リズムをつけるには、太陽の光を浴びてもらったり、デイサービスを活用したりする方法があります。
自宅で介護をしており時間がある場合は、一緒に散歩したり、買い物に行ったりすることも
有効です。
日中に活動して午後は「眠りたい」と希望があるときは、夕方までに30分程度の休息を取ると、夜も睡眠できるでしょう。
夜間徘徊の頻度が多くなったときは、かかりつけ医への相談も一つの手段です。
かかりつけ医に薬を調整してもらうと、夜に眠ってもらえたり、認知症の症状が落ち着いて徘徊の頻度が少なくなるかもしれません。
かかりつけ医がいない場合は、下記の診療科を受診してみてください。
受診する際は徘徊する時間や頻度、家の中だけなのか、外まで出てしまうのかなど、症状をメモしておきましょう。
薬を調整しても効果には個人差があり、すぐに徘徊が改善しないケースもあります。
薬の調整には時間がかかることもあるため、定期的に通院しましょう。
徘徊している背景には、下記のように何らかの原因や不安があります。
徘徊している原因がわかれば、一緒に解決したり、わかるように書き置きを残したりすると改善に期待できるでしょう。
徘徊しているときは、原因や不安がないか確認してみてください。
認知症で徘徊するときは、足下がわかるように照明を置くことも対策の一つです。
照明を置いても徘徊は改善しませんが、転倒予防につながります。
夜間に徘徊すると、家の中は照明がついていないため、転倒リスクが高い状態です。
高齢者は転倒すると、骨折につながるリスクがあるのです。
骨折すると手術が必要になったり、入院により認知症が悪化したりするため、介護の負担が増えてしまいます。
徘徊するときは、転倒予防に足下の照明をつけましょう。
徘徊により、家から出かけてしまう方の場合は、人感センサーやGPS機能のあるグッズを取り入れましょう。
人感センサーは、ベッドや玄関に置いて利用します。
センサーは、動きを感知すると音や光で知らせてくれます。
動いていることがわかると、自宅から出かける前に対応できるため、居場所がわからなくなったり、周囲に迷惑をかけたりせずに済むでしょう。
GPS機能のあるグッズは、タグを鞄や靴の中に入れて使用できるものや、キーホルダー型もあります。
GPSグッズを利用していると、一人で出かけたときに居場所がわかるため、使用前と比較して早く見つけられます。
人感センサーは約3,000円~、GPS機能のグッズは約4,000円~1万円で購入可能です。
注意点として、認知症の方にGPS機能のグッズを準備しても、利用してもらえない可能性があります。
GPS機能のあるグッズは、利用する方の好みに合わせたものを取り入れましょう。
好みがない場合は、靴に取り付けられたり、内蔵されているものを選ぶと利用してもらえます。
認知症で徘徊する方は、どこから来たのかわからず家に帰れなくなることがあるため、警察や地域の方に連絡しておきましょう。
徘徊する方は、自宅の方向がわからず、家に帰るため必死に歩いてしまい、3Km以上離れた場所で発見されることもあるのです。
徘徊が見られたときには、事前に警察や地域に相談しておけば、外に出たとき発見してもらえる可能性が高くなります。
警察や地域の方に見つけてもらえたときに連絡が取れるよう、ご本人が身につける服や持ち物に名前・連絡先を記載しておくと良いでしょう。
夜間徘徊が始まると、老人ホームへの入居を考える時期かもしれません。
介護する家族は「夜間に徘徊するかもしれない」と不安になり、深夜も安心して眠れずストレスや疲労が溜まります。
ストレスや疲労が溜まった状態ではついつい怒ってしまい、認知症の症状がさらに悪化する可能性もあるのです。
また、介護疲れにより日常生活や仕事にも影響を及ぼすかもしれません。
夜間徘徊が見られるようになり、家族で対応できないと感じたときは、施設へ入居してもらい距離を取ることも必要です。
「徘徊があっても、ほんとうに施設を検討するべきかわからない」と悩んでいる方もいるでしょう。
下記の記事では、老人ホームを検討するタイミングについて解説しているため、合わせて読んでみてください。
家族が夜に徘徊するときにやってはいけないことは、以下のとおりです。
それぞれ解説します。
徘徊は1日に何回も繰り返すため、怒りたくなる気持ちもわかりますが、怒ってしまうと逆効果になるため控えましょう。
先ほども解説したように、徘徊には何らかの原因や不安があります。
不安があり「どうにかしたい」と思っているときにいきなり怒られると、誰でも不安が増加します。
徘徊は繰り返すため、ストレスは溜まってしまいます。
しかし、怒るのではなく、原因を解決して安心できる環境を作りましょう。
徘徊しているからといって、動けないようにしたり、閉じ込めたりするのはやってはいけません。
動けないようにしたり、閉じ込めたりすると、状況が理解できず不安になり、認知症の症状が悪化します。
今の状況を解決するために窓から出たり、家具やドアを壊したりする可能性があります。
閉じ込めた結果、大けがにつながり、今後の日常生活に支障を及ぼす危険があるため、閉じ込める、動けないようにするのは控えましょう。
認知症で徘徊のある方は、要介護認定をもらえる可能性が高いです。
徘徊は常に介護が必要な状態で、要介護認定等基準時間の分類の項目に該当するためです。
徘徊がある方で介護保険サービスを利用したい場合は、要介護認定を申請してみましょう。
参考記事:介護保険制度における要介護認定の仕組み
認知症の方が夜になると今までと様子が変わるのは、周囲が暗くなり、体が眠ろうとしているからです。
体や脳は眠ろうとしている状態ですが、認知症の方は今いる場所がわからない失見当識があるため、「家に帰らなきゃ」と不安になり、様子が変わってしまいます。
不安になり徘徊してしまう方もいるため、今いる場所が安心できる場所であることを説明しましょう。
周囲が暗くなる時間に合わせて照明を強くするなどの方法も効果的です。
参考記事:朝から昼は穏やかですが、夕方になると落ち着かず、自宅にいるのに「家に帰ります」と言ったり、出ていこうとして困ります。どうすればいいですか?
夜間の徘徊は、家族の負担になり、介護疲れになる原因です。
「家族でずっと介護すると決めたから」と無理をして、介護疲れになってしまう方も少なくありません。
介護は無理をして続けてしまうと、今後の生活にも影響を与えてしまいます。
徘徊が見られるようになり「なんだか最近疲れるようになった」と感じたら、施設への入居も検討してみてください。
あんしるでは、北海道内の老人ホームを無料で紹介しています。
無料で介護に関する相談もできるため「誰かに相談したい」「話を聞いてほしい」と考えている方もお気軽にお問い合わせください。