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「認知症のある家族から暴力を受けていてどうにかしたい」「施設に入れたいけど断られて困っている」と悩んでいる方もいるでしょう。
認知症で暴力がある場合、受け入れ施設は少なくなってしまいます。
暴力がある場合は、施設ではなく精神科病院への入院も検討しましょう。
精神科病院に入院できると、薬の調整やスタッフとの関わりにより、暴力が落ち着き、入居先が見つかる可能性が高くなるのです。
この記事では、認知症で暴力がある方の受け入れ施設が少ない理由を解説します。
また、暴力を受けたときの対応策についてもお伝えします。
認知症で暴力がある方は、他の入居者とトラブルになったり、ケガを負わせてしまったりする可能性があるため、受け入れている施設は少ないのが現状です。
受け入れている施設ももちろんありますが、暴力がない方と比較すると入居までの時間がかかるでしょう。
認知症で暴力があると受け入れ施設が減る理由に、下記があります。
それぞれ見ていきましょう。
介護施設で働くスタッフは、認知症の方の対応に慣れていると聞いたことがあるでしょう。
しかし、すべてのスタッフが認知症の方の対応に慣れているわけではありません。
介護施設で働くスタッフは女性が多く、入居者が男性で暴力的な方の場合、ケガをする恐れがあります。
暴力を振るう入居者に対して対応できるスタッフが少なければ、他の入居者とトラブルを起こす可能性があるため入居を受け入れていない施設もあるのです。
参考記事:介護労働の現状(厚生労働省)
家族やスタッフのみに暴力を振るう方もいれば、他の入居者に手を出すケースもあります。
周囲の入居者に危害を及ぼす場合、安全性を保証できなかったり、もしものときの責任を取れなかったりするため、入居を断られます。
「暴力があっても対応できる」と施設に言われ入居しても、実際は対応できないケースがあります。
暴力に対応できない場合は、期間を設けて強制退去になる可能性があるのです。
暴力があるときの対応策には、下記があります。
ひとつずつ解説するので、家族が認知症で暴力に困っている方は参考にしてください。
認知症で暴力を振るう際は、何らかの原因があります。
たとえば、お腹が痛い、トイレに行きたいがうまく伝えられない、ストレスや不安、体調不良があるなどさまざまです。
原因を解決できれば、暴力を軽減できるかもしれません。
しかし、暴力を振るっているときに話そうとしても、会話にならなかったり、ケガをしたりする恐れがあります。
認知症の方が落ち着くまで物理的に距離を取るなど、一旦離れてから原因を探してみてください。
原因を解決しても暴力が少なくなるのは一時的であり、自宅での介護を続けるのは難しいでしょう。
暴力があるときは、次に解説する方法も検討してください。
暴力のある方が施設に入居したい場合は、認知症の症状を抑えるために精神科病院に入院を検討しましょう。
精神科病院では、認知症の症状をコントロールするために薬を調整してもらえます。
薬を調整すると暴力が見られなくなったり、頻度が少なくなったりします。
認知症による暴力が軽減されれば、施設入居も可能になるでしょう。
脳神経内科の病院でも認知症患者に対応していますが、暴力がある場合は入院を断られたり、早期の退院を促されたりします。
認知症の方が精神科病院に入院する場合は、精神保健福祉法により本人の同意がなくても家族の同意があれば可能です。
精神科病院に入院した場合、約7割の方は治療のために1ヵ月以上入院すると報告されています。
1ヵ月の期間があると、介護する方の精神面や身体面の疲労も軽減できます。
参考記事:医療保護入院制度について(厚生労働省)
令和5年(2023)患者調査の概況(厚生労働省)
家族から暴力を受けているときは、訪問看護師やケアマネジャー、医師に相談しましょう。
精神科病院の紹介や、一時的にショートステイを利用するなど、今できる対応策を提案してもらえます。
認知症のある家族から暴力を受けている方は「これは仕方がない」と考えてしまい、誰にも相談せず介護疲れになっているケースが少なくありません。
認知症の方から暴力を受けている場合は、周囲に相談してよいのです。
まずは、周囲の相談しやすい方に話してみましょう。
暴力により介護する方に危険が及ぶ場合は、警察に通報して問題ありません。
警察に来てもらい、認知症による暴力がある現状を説明すれば対応してもらえます。
暴力がある現状を自分以外の誰かに共有できると、安心にもつながるでしょう。
認知症で暴力がある方の受け入れ施設は少ないのが現状ですが、ケアマネジャーや医師に相談すると、入居先が見つかるかもしれません。
また、先ほど解説したように精神科病院へ入院し、症状が安定すれば施設入居も現実的になります。
認知症による悩みは一人ひとり異なるため「誰に相談したらいいかわからない」と悩んでいる方もいるでしょう。
あんしるでは、介護に関する悩み相談を受け付けています。
「話を聞いてほしい」「暴力を受けているけどどうしたらいいかわからない」と困っている方は、お気軽にお問い合わせください。
認知症の親を施設に入れるには、月額約8~30万円かかります。

あんしるでは、北海道内で予算に合わせた施設を無料で紹介しているので、お気軽にお問い合わせください。
認知症の方で要介護3以上の認定を受けていると、特養に入居可能です。
しかし、暴力があると入居できる特養は少なくなります。
暴力があるときは特養への入居申請前に、精神科やかかりつけ医を受診して薬の調整を依頼しましょう。
認知症の方に対応していない住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅に入居していると、退去を促されるかもしれません。
認知症で暴力がある場合、受け入れ施設は通常よりも少ないのが現状です。
暴力がある状態では入居先の選択肢が限られ、施設に入るまでに時間がかかり、介護する方が疲弊するリスクもあります。
暴力がある方の自宅介護が難しい場合、精神科病院に入院や薬の調整ができないか相談してみましょう。
薬の調整により、症状が落ち着けば自宅介護の負担を軽減できたり、入居できる施設が増えたりします。
あんしるでは、介護に関する相談を受け付けています。
認知症の家族から暴力を受けていて相談したいことがある方は、お気軽にお問い合わせください。