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第1部
介護支援専門員・介護福祉士の藤谷講師からは『あんしるのできる事』と題しあんしるのインフォーマルサービスや相談事例など詳しく解説していた。
あんしるの活動範囲は広く、札幌市・その近郊で約1700もの老人ホームを紹介しているそうだ。相談・見学同行も無料と謳っているが、その仕組みをあんしるの売上の仕組みまで教え解説していた。正直に話す姿がケアマネジャーやソーシャルワーカーはじめお客の信用につながっていると感じた。
そんなあんしるのインフォーマルサービスは幅広く、持ち家の売却・家財整理・引っ越し・亡くなった後にも葬儀・納骨・死後事務手続き・身元保証・生活支援とやっているそうだ。施設を考えた時から、入った後も取り敢えずあんしるに相談するのは良いかもしれない。
相談事例では実際にインフォーマルサービスを使った内容のをピックアップしていた。北見から札幌の施設に入居、その際に北見にある家の売却を行ったそうだ。また、家財整理は人気が高いそうで、実際の金額まで教えてくれた。
個人的な感想にはなるが、あんしるは施設を持っていない為、この施設に入れと押し付けず本当に入居する人のことを考えてサポートをしているのだと感じた。
第2部
あんしるLIFE代表理事の佐々木講師からは『なぜ今、身元保証人が必要なのか』と題し現在の保証人問題やあんしるLIFEの紹介をしていた。
昨今の高齢化社会での問題・不安を紹介し、更に身元保証人がいないとどうなるのかを教えてくれた。身寄りがないと病院への入院や手術もスムーズには行えないし、役所の手続きにも困ることがわかった。だが実際の当事者は自分だけの問題と思ったり、社会的信用がないことを自覚していなかったり、死のうが生きようが勝手だし関係無いと思っている人もいるそうだ。確かに自分も子供がいないので身元保証人となるとぱっと思い浮かばない為、身元保証人を求められたときに困るだろう。実際身元保証人がいないと病院や介護施設は身元保証人がいない事によって困ることがあるので病院・施設都合で断られることもあるそうだ。病院・施設目線で考えるとリスクがあるので納得ではある。そんな身元保証人がいない人に向けた身元保証のサービスがこの世界にはあることを教わった。
あんしるLIFEでは身元保証サポートとして、病院や施設での身元保証人が必要な時に駆け付けれくれる。金銭の管理や生活支援。亡くなった後には親族へ連絡しれくれたり、事務業務や遺品整理をしたり、喪主代行や納骨とまるで家族のようにサポートしてくれるそうだ。しっかり弁護士も介していて安心感があると感じた。このサービスは安くない金額なだけあり安心して任せられると思う。しかも削るところ削り値段を抑えることもできそうだった。
身元保証人問題は自分が元気なうちに、判断能力があるうちに決めておく必要があると思った。まだ先と思わず今考えるべき問題だろう。