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介護福祉士でケアマネジャーの藤谷講師による介護セミナーが開催。
毎月開催の花マルシェ内の介護セミナーに参加。今回は主にお金についてのお話だった。施設の種類ごとに違う費用感について具体的な金額と共に比べて考えられるセミナーで、なぜ金額に差が出るのか。入居一時金の無有の仕組みは何なのか。施設だけではなくヘルパーやデイサービスの利用費まで解説があった。高けりゃ良い。安けりゃダメ。ということはないらしく、スタッフや立地、サービス内容は施設によって異なるので、一概に金額で決めるのではなく見学し雰囲気やイメージをするのが大切だという。
まず老人ホームは大きく公的施設と民間施設に分かれている。公的施設は特養・老健・介護医療院・ケアハウスで、安価で入居一時金はないところが多いがその為人気で待機という待ちが発生。1年2年と長く待っても入居できないことも少なくないという。さらに介護度や認知症のレベルに応じて入居条件が設けられている為、やすやすと入居するのは難しいようだ。
民間施設は安価~高価なところまで幅広く、入居一時金も有り無し選べるところもあるそうだ。入居条件は公的施設と比べると緩やかで、まだまだ元気な自立から入居することも出来るそうだ。サービスも充実していることが多いが、その分金額もかかるそうなので公的施設に入る前の住宅に選ぶ方も多いという。あんしるは民間施設を紹介しているようだ。
ケアマネジャーの藤谷講師だからわかるヘルパーやデイサービスの料金設定についてのお話もあった。ヘルパーやデイサービスは在宅だけでなく、老人ホームでも使えるもので、時間と回数によって決められているという。さらにヘルパーには大きく2種類の役割があり、身体に触れる介助と、掃除や食事の用意などの介助にわかれそれぞれ金額が変わる。セットにすることで安くなったり、使うヘルパーの事業によって金額が高くなったりもするようだ。
はじめに一概に金額で決めるのではなく、と話したがセミナーを受けやはり金額は気になった。私はどこにお金をかけるのかというところが大切なのではと思った。金額では表せないスタッフの質やケアマネジャーとの相談。焦って安価ならどこでもと決めるより、予算内のところは高い安いなしに見比べて決めることが大事だと私も思った。
次回は「年金額が少ない人と生活保護の制度について」とのことなので、今回で費用感について学べたので、より理解が深まりそうで次回が楽しみだ。毎回新規で参加してもわかるように説明があるので気になる方はぜひ参加してはいかがだろうか。