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「要介護認定を受けていなくても入れる施設があるのか知りたい」
「要介護認定なしで入れる施設の入居条件や費用はどれくらい?」
と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
要介護認定なしで入れる施設は、ケアハウス・有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅の3種類です。
この記事では、3つの施設の入居条件や特徴を解説します。
また、費用や要介護認定なしで入れる施設を探す方法についてもお伝えします。
要介護認定なしで入れる施設を探している方は、読んでみてください。
要介護認定なしで入れる主な施設には、下記があります。
各施設の特徴を解説するため、参考にしてください。
ケアハウスは、要介護認定なしでも自立の方が入居できる施設で、「軽費老人ホーム」とも呼ばれています。
入居条件は、60歳以上で自立しており、生活に不安があり身寄りがない、もしくは家族による援助を受けることが難しい方です。
ケアハウスに入居した場合、食事や健康管理、レクリエーションなどの生活支援サービスを受けられます。
ケアハウスの施設数は、2022年の厚生労働省の報告によると2,331件です。
ケアハウスは自治体や国の補助があるため、月額にかかる費用が安く済みます。
入居にかかる費用が安く人気であり、施設数も少ないため、すぐに入居できないケースがあります。
参考記事:令和4年度福祉行政報告例の概況 (厚生労働省)
有料老人ホームには3種類あり、要介護認定なしで入れるのは「健康型」「住宅型」の2種類です。「介護型」は要介護認定が必要になります。
有料老人ホームの「健康型」「住宅型」の入居条件は、60歳もしくは65歳以上であることです。
有料老人ホームの特徴は、施設ごとに設備が異なる点です。
映画館やサウナ、フィットネスなど施設に求める条件がある場合は、有料老人ホームであれば見つかるかもしれません。
しかし、設備が整っている有料老人ホームは入居金や月額費用が高くなります。
有料老人ホームは、2021年時点で15,363件あります。
施設数は多いため、入居される方の求める設備や支払える費用を照らし合わせて、条件に合う有料老人ホームを探しましょう。
参考記事:第4回新たな地域医療構想等に関する検討会 (厚生労働省)
サービス付き高齢者向け住宅は、主に生活相談や安否確認のサービスを提供する施設で「サ高住」とも呼ばれます。
提供サービスは上記以外にも、食事の提供や清掃、洗濯などの家事援助を受けられる施設もあります。
サ高住のメリットは、安否確認や生活相談ができるため、一人暮らしによる不安の軽減や今後の日常生活における悩みをいつでも相談可能な点です。
施設数は、2024年12月時点で、8,329件です。
サービス付き高齢者向け住宅について詳しく知りたい方は、下記の記事も合わせて参考にしてください。
参考記事:サービス付き高齢者向け住宅登録状況(令和6年12月末時点) (サービス付き高齢者向け住宅情報提供システム)
要介護認定なしで入れる施設の費用は、下記のとおりです。施設費用は、入居する際に支払うものと、毎月払う2種類あります。
入居を検討する際の参考にしてください
ケアハウス | 有料老人ホーム | サービス付き高齢者向け住宅 | |
費用 | 0~約30万円 | 0~約5,000万円 | 0~約100万円 |
月額費用 | 約8~15万円 | 約10~50万円 | 約10~30万円 |
費用は施設によって異なります。北海道内の要介護認定なしで入れる施設の費用について知りたい方は、あんしるにお問い合わせください。
要介護認定なしで入れる施設を探す方法は、下記の2つです。
それぞれ解説します。
要介護認定なしの施設を自分で探すときは、WebやGoogleマップで検索しましょう。条件を入力して一括で検索できるサイトもあり、効率的に検索可能です。
検索した条件から、入居する方の希望に合う施設に問い合わせると、担当者から返信があります。
自分で施設を探す方法は、条件に納得できる場所を探したいと考えている方におすすめです。
しかし、条件に合う施設が多く絞りきれなかったり、担当者からは施設の良い点のみしか教えてもらえなかったりするデメリットがある点には注意しましょう。
施設紹介サービスを利用すると、条件に合う場所を伝えられるだけでなく、見学のスケジュールも調整してもらえます。
また、紹介担当のスタッフは、施設の職員ではないため、良い点だけでなく悪い点も教えてもらえるでしょう。
スムーズに施設を探したい、各施設のデメリットも把握したいと考える方におすすめの方法です。
北海道内の施設を探している方は、あんしるにお問い合わせください。
施設に入居するまでの流れは、以下のとおりです。
施設を探す方法は、先ほど解説した2つの方法でおこないましょう。
あんしるにご相談いただいた場合は、施設探しや問い合わせ・見学スケジュール調整もスタッフがおこないます。
また、ご希望の際は施設までの送迎・見学同行も可能です。
施設を見学して、条件にマッチすると感じたら申し込みましょう。申し込み後、施設による審査に通過すると、入居可能になります。
入居までの流れは、下記でも解説しているため、詳細を知りたい方は合わせてお読みください。
要介護認定なしで入れる施設に入居するデメリットは、以下のとおりです。
一つずつ解説します。
介護認定なしで入れる施設は、身元保証人を求められます。緊急時の連絡や費用の未入金がある場合に対応してもらうためです。
身元保証人がいない場合は、保証人なしで入れる施設を探す方法もあります。しかし、希望する条件の施設が見つからないリスクもあるのです。
納得できない条件の施設では、入居してから後悔するかもしれません。
希望する施設で身元保証人が必要な場合は、身元保証サービスの利用も有効です。
あんしるでは、グループ会社である一般社団法人「あんしるLIFE」で、北海道札幌市と札幌近郊に在住している方を対象に身元保証サービスをご紹介できます。
身元保証人不要で入居する方法や、いないときの対処法について下記の記事で解説しているため、参考にしてください。
先ほども解説したように、一部の施設では、入居時に高額な費用が必要です。好条件の設備を求める場合は、金銭的な負担が重くなる点には注意しましょう。
金銭的な負担により好条件の施設が見つからない場合は、必ずしも入居が正解とは限りません。
要介護認定なしで生活できている方は、他のサービスを併用したり、家族と協力したりして、これまで通りの生活を続けるのも一つの手段です。
高齢かつ単身で自宅での生活が不安な方は、下記の記事に対策を解説しているため、参考にしてください。
要介護認定なしで入れる施設は、認知症を発症したり、介護が必要になったりすると、退去を求められることがあります。
とくに、健康型有料老人ホームやケアハウスは介護が必要になると、退去を求められる可能性が高いのです。
施設によって退去基準が異なるため、認知症を発症したときや要介護状態になったときの対応を入居時に確認しましょう。
要介護認定なしで入れる施設を探している方からよくある質問は、下記のとおりです。
それぞれ解説します。
施設を嫌がる家族の場合、説得して入居に至るケースもあります。自立している方が強く拒否する場合は、入居できないでしょう。
認知症を発症している方が施設を嫌がる場合は、入居できる可能性があります。詳細は下記の記事で解説しているため、参考にしてください。
要介護認定がなく、生活保護やお金がない方も入居できる施設はあります。今回紹介した施設では、ケアハウスが安い費用で入居可能です。
要介護認定なしでショートステイ・デイサービスは利用できます。しかし、10割負担となり、利用回数が増えると費用が高額になる点に注意してください。
今回は、要介護認定なしで入れる施設を解説しました。
要介護認定なしで入れる施設は、ケアハウス、健康型・住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅の3つです。
3つの施設の特徴を押さえて、入居する方の条件に合う場所を利用しましょう。
あんしるでは、北海道内の施設紹介を無料で実施しています。
要介護認定なしで入れる施設で条件に合う場所を探したいと悩んでいる方は、お気軽にご相談ください。