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藤谷講師によるセミナーへ参加。毎月ここフリエホールつきさむで開催される花マルシェで行われているセミナーで、藤谷講師は介護施設・老人ホームの紹介をしているあんしるの相談員で、実際の介護現場も経験しているそうだ。
今回のセミナーは認知症に関することで、認知症とは人間が持っているタンパク質の異常や血管の詰まりが引き起こしているようで、風邪をひいたと同じように誰もがなりうる症状で、色眼鏡で見るようなことでは無いと言う。テレビのニュースやSNSで認知症はボケと言ったり痴呆と言ったり・事件や事故の引き金であるが裁くことが出来ないことなど聞いたことがあったので、正直私は「認知症は悪いこと・嫌なもの」という色眼鏡を持っていた。今回のセミナーにて、認知症の行動にはこんな理由があるんだよと教えていただき、私の知識不足で決めつけていたなと思った。
それでも認知機能はやはり年齢を重ねると低下するもので、認知症と判断するための検査やテストがあるようだ。そのテストもセミナーにて行った。長谷川式簡易知能評価スケールと言うテストで、自分や物の名前や記憶力、簡単な計算など心理テストのような感じで楽しめた。テストなので点数があり、年齢的な認知機能低下と、認知症ではこの点数が大きく違う。今回私は満点だったが、年齢と共に下がっていくのであろうか。
実際に認知症になったら薬をもらったり、危険から守るために専用の施設で生活したりと方法が色々あるそうだ。認知症にもレベルがあるのでその時に合う方法をとるのが認知機能低下を防ぐことにつながるようだ。
今回認知症に色眼鏡で見ていた私だったが、セミナーを聞き違う見方もあると認識を改めることが出来た。また、身近に認知症の方がいたら、避けるのではなく助けてあげられる人になりたいと思った。
来月もセミナーをやるそうで、『後悔しないための老人ホームと紹介会社の選び方』というタイトルらしい。次回も参加したいと思う。