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「夫の介護をしているけど疲れた…」「いつまでもこの状態だと自分の時間がなくて辛い…」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
夫の介護に疲れたときの解決策は、利用している介護保険サービスの見直しや民間サービスの利用を検討するなど、さまざまです。
この記事で紹介する解決策を試すと、自分の趣味に充てる時間を作れるかもしれません。
この記事では、夫の介護に疲れたときの解決策、限界を感じているときのサインをお伝えします。
また、夫がサービス利用を拒否するときの対応策についても解説します。
夫の介護に疲れやストレスを感じている方は、読んでみてください。
夫の介護に疲れたときの主な解決策には、下記があります。
それぞれ解説します。複数の方法を組み合わせると、介護疲れを軽減できるので、参考にしてください。
「介護に疲れているかもしれない」と感じたときは、友人と関わる時間を作ってみましょう。
親しい友人との関わりは、介護のことを忘れる時間になるからです。
一時的であっても、リラックス・楽しいと感じられる時間があれば、ストレス軽減に期待できます。
内閣府が平成8年におこなった調査によると、高齢者のストレス解消方法の第1位は「友人との会話」と報告されています。
女性の場合は約4人に1人が友人との会話によりストレスを減らしており、疲労軽減に期待できる方法といえるでしょう。
夫の介護に疲れたと感じたときは、友人と関わる時間を作ってみてください。
参考記事: 平成8年度 高齢者の健康に関する意識調査の結果について 概要版 8 ストレスの解消方法(内閣府)
夫の介護で疲れているときは、介護保険サービスを利用して休息を取りましょう。
サービスを利用していても疲れる場合は、ケアマネジャーに相談して、利用しているサービス内容の変更を検討する時期かもしれません。
たとえば、訪問看護・デイサービスなどを利用して自宅で介護を続けている方の場合、介護疲れを理由に有料老人ホームなどの施設に入居を検討する方もいます。
一時的にショートステイを利用して、介護する方が休息する時間を作る「レスパイトケア」も有効です。
介護から離れる時間を作ると、自分の趣味ができる時間ができます。
要支援で受けられるサービスについては、下記の記事で解説しているので、該当する介護度の方は参考にしてください。
るには、民間サービスの利用もひとつの手段です。
民間サービスは、介護保険サービスでは対応できないサポートを手助けしてもらえます。
たとえば、病院の付き添いがあります。
病院の付き添いは、介護保険サービスでは対応できません。
定期的に通院のサポートをしている方もいるのではないでしょうか。
通院は、自宅から病院までの送り迎えが必要であり、待ち時間もあるため大変に感じるでしょう。
民間サービスを利用すると、自宅から病院までの送り迎えを代行してもらえるのです。
介護保険サービスで対応できない内容が疲労の原因になっている方は、民間サービスの利用も検討してみましょう。
病院の付き添いを代わってもらう方法について、下記の記事で解説しているので合わせて読んでみてください。
夫の介護に疲れているときは、介護施設への入居を検討する時期かもしれません。
介護施設に入居すると、これまで自宅で介護していたことはスタッフに任せられます。
疲労しながら介護を続けていて、共倒れになってしまうケースは少なくありません。
介護疲れを感じている方は、施設への入居も視野に入れてみましょう。
北海道内で介護施設に入居するべきか悩んでいる方は、あんしるにお問い合わせください。
夫の介護を限界・疲れたと感じたときのサインは、以下のとおりです。
介護は頑張って取り組んでいるため、自分が疲れているとわからずに続ける方も少なくありません。
今回紹介するサインを休息のタイミングにしてください。
夫の介護で疲れた状態では、夜に眠れなくなってしまいます。
気付かないうちにストレスが溜まったり、「夜に起きるかもしれない」と不安に感じたりすると、交感神経が優位になり、寝付きが悪くなるのです。
夜に眠れなくなる状態が長期的に続くと、日中の集中力低下や、「今日も眠れなかったらどうしよう」とさらなる不安を招く可能性があります。
夜に眠れなくなると感じたときは、休息を取る時期と覚えておきましょう。
参考記事:健康づくりのための睡眠ガイド2023(案)(厚生労働省)
長期的に介護を続けると疲労が溜まり「休んでもなかなか疲れが取れない」と感じている方もいるのではないでしょうか。
疲労感や倦怠感が続くときは、休息を取るべきとあなたの体がサインを発しています。
疲労がある状態で介護を続けると、夫婦で共倒れになってしまうケースが少なくありません。
夫婦で倒れてしまい、気付いてもらうまでに時間がかかった場合、これまでの日常生活を送れなくなるリスクも潜んでいるのです。
夫の介護にストレスを感じるときは、休息を取るタイミングといえるでしょう。
ストレスを感じた状態では、先ほど解説した夜に眠れなくなったり、疲労や倦怠感が続いたりします。
令和4年におこなわれた調査によると、介護をしている女性の約6割は介護にストレスを感じていると報告されています。
ストレスを感じたときは、休息を取るよう心がけましょう。
参考記事:令和4年 国民生活基礎調査 介護を要する者数,悩みやストレスの有-悩みやストレスの原因(複数回答)-無・性・年齢階級別(e-Stat 政府統計の総合窓口)
夫が介護サービスを拒否するときの対応策は、下記があります。
それぞれ見ていきましょう。
夫が介護サービスの利用に拒否的であれば、ケアマネジャーやかかりつけ医に相談しましょう。
ケアマネジャーは定期的に自宅に訪問するため、夫がいない場所で相談することも可能です。
また、夫は妻からの相談は受け入れなくても、ケアマネジャーやかかりつけ医からの提案であれば受け入れるケースがあります。
夫に相談しても、サービスの利用に納得してもらえない場合は、他の方から持ちかけてもらえるよう周囲の方に相談しましょう。
認知症であれば、本人の同意なしでサービスを利用できるケースがあります。
認知症は徐々に認知機能が低下する病気であり、正しい判断ができなくなる方もいるのです。
認知機能が低下しており、正しい判断ができない場合は本人が拒否していても、施設への入居が認められます。
認知症で本人の同意がなくても施設に入居できるのか、下記の記事で詳しく解説しているので、合わせて読んでみてください。
今回は、夫の介護に疲れたときの解決策について解説しました。
長期間の介護は疲れを感じやすく、あなたの日常生活にも影響を及ぼしてしまいます。
介護疲れを解消したいときは、利用しているサービスを見直したり、介護施設への入居を検討したりする時期です。
あんしるでは、北海道内の介護施設を無料で紹介しています。
介護に疲れたことを理由に入居先を探す方は少なくありません。介護に関する相談も受け付けているので、お気軽にお問い合わせください。