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老後におひとりさまで過ごすと、入院時や引っ越しの際に保証人がいないために、選択肢が少なくなる可能性があります。
また、保証人が不要な病院や老人ホームであっても、緊急連絡先を求められるケースがほとんどです。
この記事では、老後に保証人がいないことによるリスクや、保証人がいないときの解決策について解説します。
おひとりさまの老後に不安を抱えている方は、読んでみてください。
おひとりさまの老後で保証人がいないことによるリスクは、以下のとおりです。
それぞれ見ていきましょう。
おひとりさまの老後では、希望する賃貸に入居できない可能性があります。
賃貸によっては、保証人を求められるためです。
また、高齢の一人暮らしは孤独死のリスクや、病気により家賃を払ってもらえない可能性があるため、入居を認めてもらえないかもしれません。
しかし、近年は保証人が不要で保証会社を利用すればOKな賃貸が増えています。
また、市町村が運営する住宅やUR住宅などであれば、おひとりさまでも入居できます。
家の条件にこだわりすぎなければ、賃貸に入居できるため安心してください。
老人ホームでは、入居の際に保証人や緊急連絡先を求める施設があります。
また、病院でも保証人を求められるケースもあるのです。
医師法では「保証人がいないことを理由に入院を拒否できない」とされています。
しかし、保証人がいないために、入院を断られたり、他の病院を紹介されたりするケースがあると報告されています。
参考記事:身元保証人等がいないことのみを理由に医療機関において入院を拒否することについて (厚生労働省)
高齢者の身元保証に関する調査(行政相談契機) (総務省)
おひとりさまで老後に保証人がいないときの解決策は、下記があります。
「老後に頼れる人がいないかもしれない」と不安な方は、この章で解説する内容を参考にしてみてください。
老後に保証人がいないときの解決策に、民間の身元保証サービスを利用する方法があります。
身元保証サービスを利用すると、保証人や緊急連絡先として対応してもらえます。
サービスによっては、買い物代行や通院の付き添いなど、一人で動けなくなったときに便利なサポートも利用可能です。
身元保証サービスの相場は、入会契約金で約10~150万円、月額約1,000~3,000円かかります。
身元保証サービスごとにサポート内容や契約料金が大幅に変わるため、複数のサービスを比較してから決めましょう。
サービスを利用するとお金がかかるデメリットはありますが、老後も安心して過ごせるメリットが得られます。
あんしるでは、一般社団法人あんしるLIFEの身元保証サービスのご紹介が可能です。
料金について気になる方は、お気軽にお問い合わせください。
身元保証サービスの選び方については、下記の記事で解説しているため、気になる方は読んでみてください。
成年後見制度を利用すると、認知症になり、正しい判断ができずにサービスを契約したり、金銭管理ができなくなったりしたときに安心です。
先ほども解説したように、保証人がいない状態では、入居を認めてもらえない老人ホームがあります。
しかし、おひとりさまで保証人がいなくても、成年後見制度を利用していると入居できる老人ホームの選択肢が増加します。
注意点として成年後見制度を利用するときは、費用がかかります。
申請時の書類などで約10~20万円、資産に応じて月額2~6万円の費用が必要です。
月額で払う費用の目安は、下記のとおりです。
| 資産額(預貯金及び有価証券など) | 月額報酬で払う費用 |
|---|---|
| 1,000万円未満 | 2万円 |
| 1,000~5,000万円以下 | 3~4万円 |
| 5,000万円を超える場合 | 6万円 |
成年後見制度の詳細や申請方法は下記の記事で解説しているので、参考にしてみてください。
参考記事:成年後見人等の報酬額の目安(裁判所)
冒頭で解説したように、保証人が不要な医療機関や賃貸があります。
医療機関であれば、9割以上が保証人は不要としています。
賃貸では不動産屋に相談すれば、保証会社を利用して入居できる物件を見つけてもらえるでしょう。
一般的な賃貸ではなく、高齢者が安心して過ごせるサ高住や有料老人ホームに入居することも一つの手段です。
サ高住や有料老人ホームであれば、バリアフリー化やお風呂やトイレに手すりがついているなど、生活しやすい設備が整っています。
あんしるでは北海道内のサ高住や有料老人ホームを無料で紹介しているため、気になる方はご相談ください。
サ高住や有料老人ホームの詳細については、下記の記事で解説しているため気になる方は読んでみてください。
おひとりさまで老後が不安な方は、緊急時に対応してもらえる友人・知人を作っておきましょう。
保証人が不要な医療機関や施設でも、緊急時の連絡先を求められるからです。
身寄りがいない方は、友人や会社の上司・同僚などに緊急連絡先を依頼しているケースもあります。
緊急時に対応してもらえる友人・知人がいない場合は、市町村に相談してみてください。
市町村に相談すると、緊急時に対応できる団体やサービス、民生委員などを紹介してもらえるかもしれません。
現在おひとりさまで老後が不安であれば、早めに登録しておいたほうがよいでしょう。
しかし、両親がご存命で普段から連絡を取っている関係性であれば、今後のおひとりさまに備えた身元保証サービスの登録は不要です。
また、おひとりさまであっても年齢が若い方で身元保証サービスを利用する方は少なく、50~70代で検討される方が多くなります。
早めに登録しておくと安心できますが、月額費用がかかるため、金銭的な負担が大きくならないよう注意してください。
身元保証サービスについて相談しても必ず契約する必要はありません。
サービス内容や料金説明を受けて、納得してから契約しましょう。
札幌市内の身元保証サービスについて知りたい方は、あんしるにお問い合わせください。
今回は、おひとりさまで老後に保証人がいないときのリスクや解決策について解説しました。
老後に保証人がいないリスクには、希望する住居に入居できなかったり、医療機関で入院を断られたりすることがあります。
保証人がいなくて老後が不安に感じる方は、身元保証サービスを利用することも一つの手段です。
あんしるでは、一般社団法人あんしるLIFEの身元保証サービスをご紹介しています。
身元保証サービスでは、保証人だけでなく緊急連絡先での対応も可能です。
料金やサービス内容の相談は無料で可能なため、気になる方はお気軽にお問い合わせください。